「世の中のお金の半分を、人口の1%の人が握っている」という事実をご存じでしょうか。衝撃ですが、これは本当のことです。上位1%の人の思考法、仕組みについて解説していきます。
成功者は雇われ脳を持っていない
通常、学歴は重要であり、良い大学に入り、大手企業に入ることが一ステータスとなっていましたが、この人生はある程度普通の生活はできますが、本当の経済力と自由を手に入れることができません。ここがポイントですが、1%の成功者は、人々に与える影響、そして、人を使うこと(利用)に長けているのです。一方、高学歴、大企業に勤めている人はステータスがありますが、言い方を変えればサラリーマンです。サラリーマンは企業の言うことを聞いていれば、安定した給与はもらえますが、使われている立場であるため、自由ではなく、1%の分類に入ることはできません。
成功者するには、人の力、時間を借りることが一番の成功の近道
例えば、IT社長は、プログラミングができない人が多いです。IT企業はエンジニアがいなければ成り立ちませんので、エンジニアがポイントとなります。エンジニアに給料を払い、利用し、世に提供する価値のあるサービスを編み出すのです。人件費と売り上げを計算し、売上は人件費、諸経費を上回っていれば、会社は存続します。IT社長になるには、社長はITに詳しくなることはなく、詳しい人をうまく使えるかがポイントとなってきます。
企業にするためには一人の力では成長できませんので、どれだけ人に協力してもらうかがポイントとなります。人を見方に付けるには、相手にメリットがなければ付いてきません。現代の時代は、メリット=お金の傾向が強いです。人々はお金の欲しさ、生活のために就職し働きますが、待遇がよい場所を選びます。社長はいい人材には良い待遇を提示しなければ、人はついて来ません。このように世の中はお互いWINWINの関係ではないと、継続は難しいです。
職人や雇われる側は、自分の技術、時間を企業に売ってお金を稼いでいますが、企業(社長)は、人の時間、技術を借り、レバレッジを効かせ、世の中の人、より多くの人に価値を提供しています。これがTOP1%の考え方の基本です。この1%に入ったとしても、そこから企業を継続させるには、更に1%の世界が待っています。ここからの1%の世界は次元が違います。日本で例えると、10年後に生き残っている企業は1%と言われています。人を使う1%に入った後に、更に1%の次元に入ってくるのです。まずは最初の1%の世界に入り込み、そこから生き残る方法を考えましょう。この行動を移せる人が初めて成功者としてのスタートラインに立てるのです。