マーチンゲール法は完全に無理ゲーという話

ルーレット

ギャンブル好きの人なら一度は、マーチンゲール法を考えたことがあると思います。理論上は「必ず勝てる手法」ですが、国家レベルの莫大な財産がないと勝てることはありませんww。今回はその理由を紹介していきたいと思います。

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法は、負けた場合に、次の賭け金を前回掛けた金額の倍を賭けるという手法です。例えば、勝てば2倍で返ってくるゲームがあった時、負けた場合は賭け金を倍にして勝つまで倍にして賭けていく手法です。賭けているうちに一度でも当たれば初回の投資金額を回収できる手法ですが、2倍程度の払い戻しの場合は、数回ハズレただけで一般人は破産レベルになってしまいます。

どのくらいの破産レベルになるのか

「取り返せるなら賭け続ければいいじゃん」と思ったこと方がいると思いますが、数回負けを続ければ莫大な財産を失うことになります。

下記の表は、マーチンゲール法で賭け続けた場合の必要金額と、トータル金額です。最初の数回程度は許容範囲と思いますが、20回当たらない場合は、1回の掛金が52,428,800円、トータルがかかった金額が104,857,500円となりますので、とてもじゃありませんがリスクが高すぎます。しかも、当選したとしても、回収できる金額は最初に投資を始めた100円のみですのでここまでヒヤヒヤして苦労しても回収できる金額は最初に掛けた金額のみです。
数字表

最大ベット数を確認する

仮に、莫大な資金がありいくら負け続けても必ず回収できる資金力があっても、最大ベットがある場合は必ず負けます。特に、カジノは最大ベット数を設けている場所がありますのでで、最大ベット数が設定されているかかどうかを確認しましょう。最大ベット数は、運営側にとっては好都合なシステムであるため、導入しているケースが多いです。

後戻りができない状態の時はほぼ当たらない

これはありがちな状況ですが、資金が膨れ上がった時は焦ってしまいます。そのような状態の時こそ、悪魔が操作しているように思えるほど、当選しないことはよくあります。カジノの場合は、ディーラーが出目を操作することなどは日常茶飯事ですので、操作される可能性があります。

だけどやりたい!マーチンゲールを使える投資、ギャンブルは?

カジノ:
カジノは基本的に勝率は50%、掛けた金額の2倍で返ってくるため、マーチンゲール法が最も使われる内容になります。

FX、株:
一見マーチンゲール法は使えないと思いますが、「ナンピン」という掛け方があり、利益が出る方向の逆に動いた場合(損失の方向)、追加で購入すれば、少しでも戻って来た時には理論上は勝てる手法ですが、こちらも損失が膨らみ、更にカジノと違ってロット数の計算に苦労します

競馬、競艇など:
競馬、競艇は、オッズは1.1倍の時もあり、何千倍という場合もあります。カジノのように2倍ではなく、オッヅが高いため、カジノのようには投資金額はすぐには膨れ上がらないですが、そもそも勝率が50%ではないため、投資する際は、データ分析が重要となります。

まとめ

マーチンゲール法は、理論上は必ず勝てる方法ですが、現実味がない掛け方です。回収率も悪く、当選しなかった場合の損失額は大きいため、あまりおすすめできる方法ではありません。投資やギャンブルは、利益よりも、いかに資金を減らさないかが重要ですので、資金管理をしっかりと考え、お金を使うようにしましょう。。

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