どのような印象を持たれるかによって人生は大きく変わってきます。印象を気にしすぎても疲れますが、ある程度印象をよくすることが大事です。程よく印象を良くして、いい人生を送りましょう。
例えば、仕事ができる印象を持もたれているAさん。Aさんは仕事を卒なくこなし、人当たりもよく、資料作成能力が高いとしましょう。一方で仕事ができない印象を持たれているBさん。端的に言えばAさんの逆ですね。
この2人が資料を作成し、上司に報告する際、まったく同じ資料でも、どの人が報告するかによって上司の反応は変わります。仮にこの文章が出来の悪い資料だった場合、Aさんの場合は、Aさんが作ったという印象があるため出来が悪いとは思われにくく、一方でBさんが提出した場合、そもそもの印象が悪いため、その通り出来の悪い資料と思われ指摘されます。
このように、日ごろから相手にどのような印象を持たれているかによって、同じ行動であっても、それぞれで相手の反応は変わってきます。
もう一つ例を上げましょう。
恋愛で例えた場合、好意のある女性と、生理的に受け付けない女性から同じ言葉で話しかけられたとしましょう。考えなくてもわかりますが、前者の場合は嬉しく、後者の場合は特に何も思わず、嬉しい気持ちは全くないです。(表現が雑ですが。。)
一般的に第一印象が一番大事と思われますが、時間が経つに連れて、第一印象は忘れるものです。学生時代を思い出してみましょう。入学式の時、悪ぶっている人がいても、実際はたいしたことはなく、2学期くらいから化けの皮がはがれ、カースト制度で負けてしまう人。
一方で、2学期目くらいから存在感を出し始め、卒業する時はカースト制度の頂点に立っている人を見たことはないでしょうか。
社会人で例えても、面接の時の印象がよく、入社後の即戦力が期待された人がいても、実際は期待通りのパフォーマンスを出してくれない人、一方で、面接の印象がよくなく大して期待していなかった人が実はものすごくパフォーマンスを出してくれたりする経験がないでしょうか。
第一印象ではなく、日々の姿勢、立ち振る舞いが重要になってくるのです。
外見の印象はその場限りです。美女は3日で飽きると言われております。
日々の立ち振る舞いや雰囲気で全て決定します。
人間にはオーラという物がありますから、芸能人の瓜二つのようなそっくりさんがいても、実物本人のオーラには到底かないませんからね。
企業の不祥事もそうですが、良いイメージも持たれるためにCMなど使い、消費者にアピールするのですが、一度の不祥事でイメージを悪くもたれ、倒産に追い込まれます。
芸能界でも、一度の不祥事で芸能人生は終わるような厳しい世界であり、芸能人はイメージ商売です。
大事なことは印象の磨き方となりますが、これは、自分自身がなりたい人物像になりきることが大事です。演じるのです。なりたい自分をイメージし、自己暗示をかけない場合は思われたい「印象」に近づくことはできません。ただ、本当の自分を隠す分、ストレスにもなりますが印象の面ではプラスとなります。
逆に、印象なんて全く気にしてなく、自分の好きに分類の人がいますが、印象の面ではマイナスとなります。一般的に人はモテたい、好かれたいという気持ちも持っていますが、オタクなど、変な趣味を持っている人で堂々としている人はモテたい、好かれたいという気持ちより、自分が好きなこともして生きたいという気持ちの方がはるかに勝っています。
印象を取るか、好きなことをとるか。加減がとても需要となってきます。