うちの会社の仕事の生産性は高い!いや、うちの会社の生産性は低い。。会社によって様々ですが、どう考えても、生産性が高い会社がよいに決まっていますので、どのような特徴があるのかを考えてみました。
そもそも、なぜ会社があるのかを考える
会社は、売上がないと存続できず、従業員の給与も払えません。ですので、売上が最も大事になってきます。社長や役員の目線からすると、組織に歯向かわず、真面目に働き、サボらない人や、売上をしっかり出してくれる人を重宝します。そして、休みのなく働いてほしいと思うブラックな人もいると思います。ただ、従業員の気持ちを考えず、ただ単に指示しても、従業員は思うように動いてくれず、会社の生産性が上がらず、会社の存続自体が難しくなってきます。
それぞれのポジションの役目とは
社長、役員の役目
・利益を作り、しっかり税金で国に還元し、自分達と従業員の生活を維持すること
・株主に還元すること
・継続して売上を作るために、ビジネス戦略を作ること
従業員の役目
・ルールに忠実に従うこと
・時間を守ること
・与えられたタスクをしっかりこなすこと
生産性がある会社の特徴とは
ルールが曖昧ではなく、しっかりとある
生産性がある会社は、ルールがしっかり作られています。何をしてもよいのか、何をしたらダメなのかの基準がはっきりしているため、従業員がモヤモヤした気持ちになることはなくなるため、働きやすい環境になり、生産性がアップします。
昇給、インセンティブが明確である
生産性がある会社は、昇給、インセンティブが明確であり、頑張れば頑張った分だけの見返りが明確であるため、従業員は自ら頑張ろうと思うものです。従業員が自ら動いてくれることで、自ずと生産性が高い会社になります。
社員の意見も取り入れている
何を決める時に、社長や役員の思考のみの判断で決めてしまうと、従業員はその仕事に対しての熱量が上がりません。従業員の意見を取り入れることにより、従業員は、「自分の意見も取り入れられているプロジェクト」という気分になり、責任感も出て仕事に対する熱量も上がり、積極的に仕事をしてくれるようになります。
無駄な残業はなく、休日もしっかりとれる
生産性がある会社は、無断な残業は一切せず、固定の休暇もしっかり設けています。ただ、プロジェクトで忙しい時などは残業があることもありますが、その分、プロジェクトを完成させた時の見返りや、しっかり残業手当も出ているので、従業員が愚痴をこぼすことはありません。
社長や役員の気分でコロコロ方向性が変わらない
生産性がある会社は、社長や役員の私的な気分で仕事に悪影響を与えることがなく、社長や役員はある意味、仕事に対してのプライドがあります。私的な気分で社内に悪影響を与えるようでは、従業員も嫌気がさし、生産性が上がりません。
生産性がない会社の特徴
あなたの会社が、上記の「生産性のある会社特徴」の項目の逆の環境なら、生産性がない会社でしょう。ポイントとしては、以下のような環境が多く当てはまっていれば、生産性がない会社です。
・ルールが曖昧
・昇給、インセンティブが、社長や役員の気分次第
・社員の意見は一切聞かない
・残業たっぷりでサービス残業
・休みが少なく、有給が取りずらい
・体育会系
・理不尽なことが多々ある
北風と太陽という神話で学ぶ
北風と太陽という神話は、皆知っているのではないでしょうか。旅人のコートを脱がしたら勝ちというルールの中、北風は暴風を吹く一方、太陽は優しくポカポカさせた。結果として、北風の暴風で無理やり脱がそうとすれば、旅人は必至にコートを掴んで脱ごとしない。一方、太陽は、優しくポカポカさせるだけで、旅人は自らコートを脱いだ。という話です。
これに学ぶことは、無理やり従業員を動かそうとしても、従業員は動いてくれず、ストレスだけ与えてしまい、生産性が全く上がらない。一方で、従業員が自ら動いてくれるような環境にしてあげることで、従業員も自ら動き、生産性が高い環境になります。
まとめ
会社の環境作りをしっかりすることで、生産性が断線に上がり、社長も役員も従業員も気持ちよく働けるようになり、売り上げも向上することは間違えありません。生産性を上げたいと感じていましたら、参考になっていただければ嬉しいです。