取引所の用語 メイカー(Maker)テイカー(Taker)スプレット(Spread)とは?

メイカー(Maker)テイカー(Taker)の意味を知ろう

メイカー(Maker)テイカー(Taker)とは

仮想通貨が盛り上がった2017年から取引所の手数料で、よく使われるようになった言葉です。

わかりやすく言えば、
・メイカー(Maker)=板に注文を入れる人
・テイカー(Taker)=板にある注文を買う人です

通常はメイカー手数料は無料、テイカー手数料は発生する仕組みとなっております。

なぜなら、取引所はユーザーから徴収する手数料は大きな収益源の一つです。

板が薄い取引所はユーザーから人気がなくなるため、板に注文を入れてくれる人は、優待しているのですね。BITMEX(海外大手の証拠金取引所)はメイカー手数料は-0.025となっております。つまり、板に注文を入れてくれる人には手数料を支払う(ユーザーがもらえる)仕組みとなっております。

スプレットとは

ASK(アスク)、BID(ビッド)と間の価格です。例えば、売り指値注文が100円、買い指値注文が98円の場合、スプレットは2円となります(100円-98円)

※ASK、BITとは
・ASK=買う時の値段
・BID=売る時の値段
となります。

100円で買った際に、売るときは98円なので、買った時点で2円損失からスタートなります。

※bitFlyer参照

メイカーテイカー手数料はどこに対してかかるのか

仮想通貨で例えた場合1BTC分を購入すれば、その値段を基準として手数料が引かれます。

※1BTC1,000,000の場合で、手数料が0.04%の取引所の手数量の簡単な計算式は、
1,000,000×0.0004=400円となります。
(%なので0を2つ追加)

為替のFXの場合、板がある取引所はほとんどありません。大手のGMOクリック証券などは固定スプレットのみ発生する仕組みとなっており、実質的に手数料は無料です。

仮想通貨FXの場合は、メイカーテイカー手数料、スプレット料金が発生するため、2重で手数料がかかってきます。(BITMEXなど)

レバレッジとは

元本の資金より、大きな金額で取引できることを言います。

一般的に為替のFXの場合は国内ではレバレッジ25倍となっておりますが、(今後更に下がる)仮想通貨の場合は、レバレッジ100倍までかけれる取引所があり、ハイリスクハイリターンとなります。

100円のレバレッジ1倍=100円分の取引
100円のレバレッジ10倍=1,000円分の取引
100円のレバレッジ25倍=2,500円分の取引
100円のレバレッジ100倍=10,000円分の取引
となります。

気を付ける点として、レバレッジが大きいほどハイリスクハイリターンとなります。元本100円のレバレッジ100倍=10,000円分の取引をした場合でも、損益は10,000円に対して算出されます。

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